といってもそんなに深く考えてはいません。細かく最適化するような運用でなく、多少お任せでお願いしたい。
60歳からの資産運用戦略:年金
年金受給は65歳から
私は年金は65歳から受給する計画としています。
細かく計算したわけではありませんが、最低限の生活に割り切れば、65までは無収入で貯蓄を取り崩す形で何とかなる見込みです。
我が家は夫婦ともにフルタイム勤務で働いていました。年金受給開始すると、住民税非課税世帯というもの?にはならないと思います。
60歳でいったん退職した後は、機会があれば、セミリタイアという形で社会との繋がりを持てるような仕事を少しはするかもしれません。もちろん、全く働かない選択肢も視野に入れています。
他人に合わせる、ストレスフリーな選択?
年金受給開始時期を細かく最適化しているわけではありません。
なぜなら、その時の政府の政策や、多くの人が選びそうな選択肢に合わせるのが、一番ストレスなく、かつお任せで対応できると考えているからです。
政策は時代により変わります。日本の人口は2050年まで減少が続くと見られていますが、その後のことは分かりません。 個人的には日本の人口が8000万人くらいで安定してくれると良いな、なんて思っていますが、経済成長を優先して移民を増やす動きが出てくるかもしれません。
現時点での制度に最適化することが良いか分からないし、そもそも、そういう細かいことを考えるのって正直「めんどくさい」と思ってしまう性分なんです。 国の制度が変更される場合でも、変更前の制度設計に乗っかっていれば、ある程度の移行措置は考慮してもらえるんじゃないかと、少し楽観的に考えています。
NISAは「ボーナス」として活用する
政策が変わる可能性があるという話でいえば、新NISAも未来永劫保証されているとは限りません(これは万が一レベルの話ですが)。例えば、NISAで1800万円を超える部分の利益に「課税したいな」とうっかり考える政治家が出てくる可能性も、ゼロではありません。
夫婦で1800万×2の資産を保有していた場合、アッパーマス層(3,000万円~5,000万円)となります。 一般的な大衆層(マス層)よりも一段上の階層ですね。 マス層にフォーカスした政党が「NISAは金持ち向けの優遇策だ、一般人は投資なんかできない」という主張をする可能性もあります。
道行く自動車を観察してみるとどうでしょうか。新車/外車/SUVなんかと、10年落ちぐらいの軽自動車、どちらが多いでしょうか。
もちろん、そんな過度な心配をしているわけではありませんが、私はNISAの1800万円を超える部分については、随時現金化して「お小遣い」や「ボーナス的な臨時収入」として使う予定です。 基本的に臨時収入扱いで、これがなくても最低限の生活は送れるようにしておくつもりです。
ちなみに現時点では新NISAは2024年に始まったばかりですので、1800の枠を埋めている途中です。
長生きリスクへの備え:国民年金の任意加入
就職する前の大学生の時に国民年金の未納期間があります。65歳までの間に余裕があれば、その期間を任意加入で支払って、老齢基礎年金を増やそうと考えています。
年金制度に対して否定的な意見もあるのは承知しています。しかし、私としては年金は「ついうっかり長生きしてしまうリスク」への対処方法として、有効だと考えています。先日、80代後半の父と話していたら、「まさか、自分がこんなに長生きするとは思わなかったよ」とつぶやいてました。これを聞いて、自分もこのリスクに備えることの重要性を感じました。
では、どこまでの長生きを想定するかですが、120歳ぐらいまで考えておけば間違いはないでしょう。「いや俺は140まで生きる」という人は少ないと思います。(機械と融合してサイバーパンク的な存在を目指すとか、iPS細胞で不老不死を目指している人もいるかもしれないですが、それはまた別の話ですね)
といっても何か特別なことをしようと思っているわけではありません。80以降は年金のみで最低限の生活ができるように考えておく、というシンプルな方針です。
親の「老い」から学ぶ、リアルな老後
親子関係は人生における学びの関係でもあります。これまで、子供に対して子育ての中で、私自身こうやって育ってきたんだと自分を見つめなおす気付きがありました。
そして、日本が長寿国となった現在、老年の親と接することで、60代はこんな感じなんだ、70代は、80代は、というようなリアルな気づきが得られます。
大した気付きではないのですが、80代後半にもなると家でのんびりと本を読んだり、多少の庭仕事、農作業ぐらいで充分なようです。 無理に外出したり、多くの活動をこなしたりするよりも、穏やかに過ごすことの価値が増すのだと気づかされました。
たぶん、80代ぐらいからは年金のみで生きていけるでしょう。ただし、持ち家の場合、リフォームやライフラインの維持費用は計画的に考えておく必要がありますね。 階段が登れなくなる可能性もありますし、同様に生活が自動車に依存している場合、運転できなくなっても生活が持続可能か検討する必要があるかもしれません。