ソフトウェア開発を長らくやってきましたが、心に残っている話があります。少し不謹慎ですが、面白い話。
火事に便乗して、マシュマロを焼き始める
昨日、「米がなければ麦を食べればいいじゃない」みたいなブログを書きました。 どうも私は、不謹慎だったり、ふざけていたり、天邪鬼な話が好きなようです。
マシュマロを焼き始める
そんな不謹慎な話について、私が長らくやってきたソフトウェア開発の分野で、好きな一文があります。
ひらめきを持ったリーダーたちは世の中を風変わりな観点から見る。 会社の建物が全焼し、職を失うということにあわてふためくかわりに、ひらめきを持ったリーダーは燃え上がる炎に目を止め、ホットドッグとマシュマロを焼き始める。
ここでいう「炎上」というのは、プロジェクトが致命的に遅延するとか、動かないソフトができるといった事態の比喩になっていますね。 プロジェクトが炎上しても、「それって何かに活用できないかな」とか、「この状況を楽しめないかな」と考えてしまう。 そんなちょっとクスッとしてしまう話です。
他にもある皮肉めいた「法則」たち
他にも、世の中の真理を皮肉たっぷりに表現した「法則」がいくつかありますね。
- ブルックスの法則: 遅れているソフトウェアプロジェクトに人員を追加すると、さらに遅れる。
- パーキンソンの法則: 仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する。
- スミスの法則: 解決できれば、本当の問題ではない。
- マイケルの会議の法則: どんなに単純な問題でも、しかるべき回数の会議を重ねると解決不能になる。
こういった話は「マーフィーの法則」という書籍にも詳しく紹介されています。
まじめさをわらう
先日亡くなられた谷川俊太郎さんの「まじめな顔つき」という詩も、私はそういう意味合いで解釈しています。 具体的な引用はしませんが、この詩には合唱曲もあり、YouTubeでもいくつか聴くことができます。
真面目な人が真面目に作った動かないソフトを、人はさらなる真面目さで改修しようとしますが、 マシュマロを持ってきて、火を見つめることも時には大切な気もします。

