「流しトースト」に続く「新聞紙食べ」の知られざる利点
以前、「流しでトーストを食べる」という話を紹介しました。それは、お皿を使わずシンクの上でそのままトーストを直食いするという、行儀は悪いけれど、片付けの手間が究極に省ける合理的な方法でした。
今回はそんな「流しトースト」に続く、新たな食習慣をご紹介します。それは、新聞紙の上でご飯を食べる、名付けて「新聞紙食べ」です。
新聞紙の上でご飯を食べる「新聞紙食べ」
「新聞紙食べ」の手順
新聞紙の上でご飯を食べる手順は以下の通りです。
- 食卓に、昨日の新聞紙を広げます
- その上に食べるもの、お箸やお皿など食器類を乗せます
- 新聞を読みながら、食事をします
- 食べ終わったら、食べかすを新聞紙からシンクに捨てます
- 汚れた新聞紙は古紙回収用の新聞紙入れに入れます
「新聞紙食べ」のメリット
この「新聞紙食べ」の利点は以下の通りです。
- 食べかすが新聞紙の上に残り、ソースの飛び散りも新聞紙によって吸収されます
- 食べ終わったら、食べかすを新聞紙から払って捨てればOKです
- 食卓を布巾で吹く必要がありません、テーブルクロスが不要です
- 毎日、新しい新聞紙を使うので、ランチョンマットのような清掃の必要もありません
- 1日経った昨日の新聞のニュースは、前日のネットやテレビの報道で重要度の取捨選択がわかっているので、興味のあるものだけを選択して素早く短時間で読むことができます
- 時間があれば、さらに広告欄などを興味の向くままに読むことも可能です
「新聞紙食べ」の注意点
このように便利な「新聞紙食べ」ですが、一つだけ注意点があります。
- 一人で食べる時に限る 当然ですが、この習慣は一人で食事をする時だけにしましょう。誰かと一緒にいる時は、新聞を読んでばかりいると、会話がおろそかになってしまいます。
その他の新聞紙の活用術
新聞紙は、それ以外に、さまざまな場面で役立つ万能アイテムです。
- 湿気吸収:ほぼ水気が切れた食器などを、最後に新聞紙の上に置いておくと、素早く湿気が吸収されて、食器棚にしまうことができます
- 窓ガラスや鏡磨き:新聞紙を丸めて水で濡らし、ガラスや鏡を拭くと、インクが油汚れを吸着し、ピカピカになります。繊維が残らないので、二度拭きの必要もありません。
- 油汚れの拭き取り:フライパンや食器についた頑固な油汚れは、新聞紙でサッと拭き取ってから洗うと、洗剤の使用量を減らせます。
- 靴の湿気取り:雨で濡れた靴の中に丸めた新聞紙を詰めておくと、湿気を吸い取って早く乾かすことができます。
- 野菜の保存:野菜を新聞紙で包んでから冷蔵庫に入れると、適度な湿度を保ち、鮮度が長持ちします。
- 防災グッズとして:新聞紙を丸めてビニール袋に入れれば、簡易的な枕やクッションになります。また、体を包むと防寒対策にもなります。
「新聞紙食べ」は、食事の後片付けを劇的にラクにしてくれるだけでなく、新聞の読み方にも新しいスタイルをもたらします。ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。
スマートダイニングの可能性
テクノロジーを活用した未来のダイニングテーブルも研究されています。食卓を単なる食事の場としてだけでなく、情報やエンターテイメントのハブとして活用する「スマートダイニング」には、以下のような可能性が秘められています。
ニュースや情報の表示 テーブルの表面全体がディスプレイになっていて、食事中にニュースのヘッドラインや天気予報、家族のスケジュールなどを映し出せます。朝食をとりながら、最新の情報をサッと確認したり、今日の予定を家族みんなで共有したりといった使い方ができます。
インタラクティブな体験 テーブルに搭載されたセンサーやカメラによって、触れることで操作したり、ゲームを楽しんだりできます。例えば、食事の待ち時間に知育ゲームをしたり、みんなで楽しめるデジタルボードゲームをしたり、またレシピ動画をテーブルに直接投影しながら調理をするといった、よりインタラクティブな使い方が可能です。
ヘルスケア機能 テーブルに座った人の体温や血圧を測定するセンサーを内蔵する技術も研究されています。日々の食事の場で健康データを自動的に記録し、健康管理に役立てるという未来も夢ではありません。
料理の演出とレコメンド機能 食事の雰囲気に合わせてテーブルの照明や色を変化させたり、食べ終わったお皿の情報を認識して、その日の献立の栄養バランスを分析し、次のおすすめメニューを提案したりする機能も考えられます。
このようなスマートダイニングはまだ一般的ではありませんが、食事の時間をさらに豊かにする技術として、今後私たちの生活に浸透していくかもしれません。「新聞紙食べ」は、そんな未来を先取りしたアナログな方法なのです。