drambuieの日記

drambuie, life is a dram to be satisfied with

一つのことをするのに三日かかる人

一つのことをするのに三日かかる人

昔、どこかのブログで読んだのか、本で読んだのか、「一つのことをするのに三日かかる人」という表現が心に残っています。検索してみましたが、元ネタは発見できませんでした。

それは、要領の良し悪しの話ではなく、物事と向き合うための「リズム」が人によって違うというお話でした。

なぜ三日?

まず、前日に準備をします。 物理的な手配だけでなく、「当日はこう動こう」「こう聞かれたらこう答えよう」と頭の中で何度もシミュレーションをします。そうして心を整えることで、ようやく「当日」を迎える準備が整います。

そして、当日。 積み重ねたイメージをなぞるように、全力で取り組みます。刺激の多い一日を必死に過ごすので、この日は目の前のことで精一杯です。

そして、翌日。 静かな時間の中で、昨日のことを思い返します。「あの時はこうだった」「次はこうしてみよう」と一人反省会をしたり、記憶を反芻(はんすう)したり。この「余韻」の時間を経て、ようやく自分の中で一つの出来事が完結します。

こういう人の長所

  • 準備が丁寧でミスが少ない:事前のシミュレーションのおかげで、落ち着いた対応ができます。
  • 経験を血肉にする力が高い:しっかり振り返る習慣があるため、一つの経験から多くの学びを得られます。
  • 誠実な印象を与える:一つひとつの物事に真剣に向き合う姿勢は、周囲の信頼に繋がります。

こういう人の短所

  • 急な変化やマルチタスクに弱い:準備する時間がないと、戸惑いや疲れを感じやすくなります。
  • 精神的な消耗が激しい:一度に三日分のエネルギーを注ぐため、タスクが続くとパンクしてしまいます。
  • 考えすぎて一歩目が遅くなる:シミュレーションに時間をかけすぎて、スタートが遅れることがあります。

まとめ:自分の「リズム」を味方につける

「一つのことに三日かかる」というのは、決して効率が悪いわけではありません。それは、「一つの経験を、三日かけて自分のものにしている」ということです。 「三日かかる」という感覚は、それだけ膨大な情報を丁寧に扱い、自分の内側に落とし込もうとしている証拠とも言えるのです。 スピードが求められる現代では少し不器用に見えるかもしれませんが、この丁寧なリズムこそが、その人の深みを作っているのだと思います。

もし、このリズムに心当たりがあるなら、こんな工夫をしてみてはいかがでしょうか。

  • シミュレーションに区切りをつける:準備は「夜の〇時まで」と決めることで、当日へのエネルギーを温存しやすくなります。
  • 「余韻の時間」をスケジュールに入れる:大きな予定の翌日は、あえて余白を作っておく。それは次に進むための大切な準備時間です。
  • 反省を「学んだこと」として書き出す:頭の中だけで繰り返さず、短いメモに残して完結させるなどアウトプットすることで、気持ちの切り替えがスムーズになります。

速く流していく毎日もいいけれど、深く向き合う三日間があってもいい。 自分の持つ「三日間のリズム」を大切にしながら、自分らしい歩幅で進んでいけるといいですね。