突発性難聴:入院へ、ステロイド点滴と神経ブロック注射の全記録
土曜日に突然、左耳が聞こえなくなり、耳鼻科を受診しました。結果、突発性難聴の診断。週末、処方されたお薬を飲んで様子を見ましたが、大きな改善はなし。
再度、耳鼻科を受診し、紹介状をもらって、大病院へ。即日入院して治療することになりました。
治療の内容:点滴と管理の重要性
入院といっても、治療方法が薬メインなのは変わりありません。しかし、家での服薬と大きく違うのは、「量」と「管理」です。
炎症を抑えるステロイド剤と、血行を良くする血管拡張薬を、点滴でダイレクトに体内へ。健康状態や投薬タイミングを24時間管理された環境だからこそ、家庭では不可能な「強い(量が多い)薬」を使用することができます。
点滴メモ:徐々に変化する投与量
入院前に飲んでいたのは錠剤のリンデロン(0.5mg)でしたが、病院ではブレドニンというステロイド剤を使用。ずっと同じ量ではなく、体調を見ながら徐々に量を変化させる「漸減(ぜんげん)療法」が行われました。
午前中と夕方、二回に分けて、投薬されました。主要なものだけ、一応、記録しておきます。正確には以下の表以外の薬もありました。
| 入院日数 | 投与内容 |
|---|---|
| 1日目 | ブレドニン30mg アルプロスタジルアルファデクス20μg、ブレドニン30mg |
| 2日目 | ブレドニン30mg アルプロスタジルアルファデクス20μg、ブレドニン30mg |
| 3日目 | ブレドニン30mg アルプロスタジルアルファデクス20μg、ブレドニン30mg |
| 4日目 | ブレドニン20mg アルプロスタジルアルファデクス20μg、ブレドニン20mg |
| 5日目 | ブレドニン30mg アルプロスタジルアルファデクス20μg、記録忘れ?メモなし |
| 6日目 | ブレドニン30mg アルプロスタジルアルファデクス20μg、ブレドニン10mg |
| 7日目 | ブレドニン30mg アルプロスタジルアルファデクス20μg、ブレドニン10mg |
| 8日目 | ブレドニン30mg 、ブレドニン10mg |
| 9日目 | ブレドニン20mg、 ブレドニン10mg |
| 10日目 | ブレドニン20mg、 ブレドニン10mg |
| 11日目 | ブレドニン20mg、 ブレドニン10mg |
| 12日目 | ブレドニン20mg |
神経ブロック注射:血流の蛇口を開ける
また、ほぼ毎日、神経ブロック注射というものもやりました。
首の付け根にある「星状神経節」という自律神経を狙って麻酔を注射するというもののようです。これにより耳周りを弛緩させ、薬の効果を高めるということらしいです。
首の中に液体が広がる感覚は、何度やっても独特で微妙なものがありました。
注射の後は、声が出にくくなったり、まぶたが下がったり、耳のあたりが痺れたりしましたが、これこそが「血管が広がっている証拠」なのだそうです。
入院生活:刺激のない「タイムジャンプ」
点滴中は安静で横になっていて、特にすることもないのですが、なぜか時間の経過が早かったです。 12日間という長い入院でしたが、想像よりあっという間に終わりました。
病院の白い壁しかない、外部からの刺激をシャットアウトされた環境。 耳を休めるためのこの「静寂」が、時間の感覚を狂わせるのでしょうか。
退院して、病院から出た時は、入院した日が昨日のことのように思えて、なんだかタイムジャンプしたような不思議な感覚でした。
一日のスケジュール:意外と忙しいベッド上
時間の経過が早く感じるのは、次から次へと、イベントがあるせいかもしれません。「安静」とはいえ、スケジュールは分刻み。看護師さんたちが入れ替わり立ち替わりやってきて、対応しているだけで一日が終わります。
- 6:00 起床
- 検温、血圧測定、血糖値測定
- 7:30 朝食
- 8:30 医師回診
- 9:30 神経ブロック注射
- 10:00 点滴①
- 11:30 昼食
- 16:00 点滴②
- 17:30 夕食
- 検温、血圧測定、血糖値測定
- 21:00 消灯
ベッドから動かないのに、強い薬剤のせいか、夕方にはぐったりとした疲労感が出ます。 さらには、同室者への対応などで周囲がバタバタすることもあり、意外に心身とも疲れます。