突発性難聴:入院生活ハック、暇つぶし編
入院中、避けて通れないのが「膨大な空き時間」との戦いです。今回は、私が実際に試した暇つぶしと、その感想をまとめてみました。
スマホ・タブレット:8インチが正解だった
今回はiPhoneと、Amazonのタブレット「Fire HD 8」を持参しました。
パソコンは点滴中の安静が必要なため、あまり使わないだろうと判断して置いていくことに。(少し前にノートパソコンが壊れた、という事情もありましたが……)
結果として、ベッド上でライトノベルを読むには8インチがベストサイズでした。これ以上大きいと腕が疲れますし、このサイズなら片手でも扱いやすい。アームスタンドを持ち込むのも手ですが、手軽さ重視なら8インチをおすすめします。
病院のテレビ事情と、あれば良かったもの
病院のテレビは1分10円のプリペイドカード方式。同室の方がいるので、音声はイヤホン必須です。 今回は難聴の治療中ということもあり、テレビは一切見ません(聞きません)でしたが、入院してから「Fire TV Stick」があれば便利だったかも……と気が付きました。
病院のテレビにHDMI端子があるので、YouTubeや動画配信サービスを楽しめたはずです。 もし次の入院(はない方がいいですが!)があれば、検討したいアイテムです。
入院生活に「新聞」は最高の友
昭和の旧世代ゆえか、一番の時間つぶしになったのは昔ながらの新聞でした。
ベッドの上に広々と新聞を広げる開放感……
あれこれと読みながら、いろいろと考えることができる新聞に助けられました。
ただ、院内を見渡しても新聞を読んでいる人は私以外にもう一人いたぐらい。「絶滅危惧種」状態でした。
雑学は身を助ける
自分にとって、新聞を最初から最後まで興味を持って読むことができるというのは、一つの教養の理想型かなと思っています。皆さんはどう思いますか。
政治、経済、文化、科学や医療の話もあります。株価や投資信託の価額も出ています。俳句や短歌、囲碁将棋もありますし、最近では数独などパズルもあります。
そうした雑学がこうした入院のような不自由な環境でも、気晴らしに役立ってくれます。
究極の暇つぶし:クラシック脳内再生大会
点滴中、身動きが取れない時にやっていたのが「音楽の脳内再生」です。記憶にある名曲を、頭の中で最初から最後まで再現してみる遊びです。
特に交響曲は1曲が数十分と長いため、成功すればかなりの時間を楽しめます。私が今回「完走」できたのはこのあたり。
構成がしっかりしている曲は、意外と頭の中でも迷子にならずに最後まで再生できるものです。
マーラーの1番は、指揮者の間でも「お手本」と称されるほど完成度の高い曲です。脳内でオーケストラを鳴らしてみると、静から動へ、その緻密な展開に改めて圧倒されます。 不自由なベッドの上で、自分だけのフルオーケストラを指揮しているような贅沢な時間でした。
「本を読める」ようになるまでの時間
紙の本も数冊持ち込みましたが、最初の1週間はなかなかページをめくる気になれませんでした。
「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」という書籍がありますが、確かに働いていると、まとまったボリュームの言説を理解しようという気にならないのかもしれません。
入院1週間を過ぎてようやく心が落ち着いたのか、不思議と読む気が湧き、3冊ほど読み終えることができました。
入院中の相談相手にAI(Gemini)が心強かった
今回の入院中も、頼りになったのがAI(Gemini)でした。
- 「この点滴の内容と副作用を教えて」
- 「点滴中に気をつけるべきことは?」
- 「神経ブロック注射後の注意点は?」
「ステロイド剤で気分が高揚する場合がありますが、ベッドの上で静かにしていましょう」「のどの麻酔が切れるまで誤嚥(ごえん)に気をつけて」といった細かいアドバイスもしてくれます。
ある意味、看護師さんよりも漏れなく詳細に教えてくれるので、助かります。
専門的な知識を、いつでも、何度でも優しく教えてくれる相談相手として、AIは入院生活の心強い味方でした。
