memo

  • 「天下分け麺」
    関ケ原付近で新幹線の車窓から見える店。

今、必死に儲けたい、と思っている人は、結局、学び方が豊かでなかったということのしっぺ返しを受けているんじゃないか。経験を実らせるための育ち方をしていないんじゃないか、とは思いますが。
――吉本隆明にノウハウはあるのですか。
糸井 時たまノウハウを語るときがあるんですよ。でもそれは、新入社員に向かって、遅刻をすると損だぞ、とか、いい会社というのは日当たりがよくて明るく見えて、同輩に愚痴が言える会社だぞ、とかいう話で。
――ああ、いいお話ですね。

定期購読する雑誌を探しているが、これにするか?

細川は首相に就任した際、「どのような国を目指していくの」と問われると、「教養のある国」と答えました。さらに「教養とは」と聞かれると、「思いやりです」と語りました。思いやりは、人々の心を豊かにするものです。心が豊かになれば、夢や希望を持つことができます。
 今の日本に閉塞感があるのは、夢や目標に挑戦せず、できることしかやらない人が増えているためです。魂の抜けてしまった人が多くなったのは、教育が知識の詰め込みばかりで、何かに感動したり、他人の痛みを感じることを学ばせなくなってしまったからです。知識偏重になったのは、企業中心、経済中心の社会になったため、効率ばかり追い求め、一人ひとりの人間にスポットが当たらなくなってしまったことも影響していると思います。