【松屋】生姜焼き定食:初代の復活はならず(2026年7月)
松屋の「生姜焼き定食」が、2026年7月7日(火)からレギュラーメニューとして待望の復活を果たしました。
今回は新しく展開されている「豚ロース」シリーズの肉が使用されています。
- 生姜焼き定食: 850円(税込)
- 生姜焼き定食 ダブル(お肉2倍): 1,340円(税込)
生姜焼きだけでなく、同じお肉を使っていると思われるシンプルな「豚ロース焼肉定食」も同時にラインナップされています。
- 豚ロース焼肉定食: 790円(税込)
- 豚ロース焼肉定食 ダブル(お肉2倍): 1,280円(税込)
長年の松屋ファンとして気になったので、さっそく食べてきました。
さっそく実食:ニンニク強め、だけど肉はあっさり…の違和感

運ばれてきた瞬間の第一印象(香り)は、生姜とニンニクのガッツリ系。タレの香りが強く食欲をそそります。玉ねぎも結構なボリュームで入っています。
しかし、いざ口に運んでみると、ベースのタレは生姜とニンニクが強くて甘めという強烈な味付けなのに、ロース肉ということもあって肉自体は非常にあっさりとした印象です。
おいしいのは間違いないのですが、かつてのバラ肉と違って脂分が少なめなせいか、このガッツリしたタレに対してどこか肉が負けているというか、物足りなさを感じてしまいます。「ご飯がガッツリ進んで止まらない!」というほどの爆発力はなく、私は並盛で充分でした。味が濃すぎてご飯が足りなくなる、ということもありません。
紅生姜との相性に違和感?
後半、もう少し塩っぱさが欲しくなり、卓上の紅生姜を投入してみたのですが……これが意外に合いません。 甘めのタレなので合いそうな気がしたのですが、タレのニンニク風味とケンカしてしまうのか、あるいはやはり肉の脂分が不足しているからか、どこかチグハグな印象が残りました。
マヨネーズの質感が惜しい
肉があっさりのため、コクを求めるとマヨ前提となります。
これはやよい軒などでも感じるのですが、添えられているマヨネーズの植物性油脂が多めなせいか、見た目がマーガリンのような照りと粘度です。個人的には、もう少し普通?のマヨネーズで食べたいところでした。
生姜焼き定食の歴史(AIまとめ)
ここまで読んでいただいてお分かりかもしれませんが、私はどうしても昔の「豚バラ肉」時代の生姜焼き定食が好きだったんですよね。 気になってAIにこれまでの歴史をまとめてもらったところ、肉の部位をめぐる激しい変遷が見えてきました。
1. 黎明期〜長年の定番「豚バラ肉」時代(〜2019年)
かつての松屋の生姜焼きといえば、薄切りの「豚バラ肉」と玉ねぎを特製の生姜ダレで炒めた、脂の旨味がガツンとくるスタイルが定番でした。 2000年代〜2010年代にかけては、以下のような特徴でオールドファンに深く愛されていました。
- 「豚バラ肉」のジャンキーな脂がうまい
- 醤油と生姜という、シンプルでキレのある(甘くない)タレで白米が消える
- 紅生姜との相性が抜群
2. 2019年2月:ボリュームアップの「豚肩ロース」へ
赤身と脂質のバランスが良い「豚肩ロース」へとリニューアル。肉のカットが大きくなり「肉を食べている感」がアップしました。ここで現在もおなじみの「マヨネーズ添え」がデフォルト化します。
3. 2021年2月:衝撃の「厚切り豚生姜焼」への大改造
炒め物のイメージを覆す、ステーキ級の「厚切り肉」へ変更。「贅沢感がある」と歓迎される一方、「薄切り肉にタレが絡むジャンキーな味が好きだった」というオールドファンとの間で大激論が巻き起こりました。
4. 2022年8月:ファンの声に応え「豚肩ロース」が復活
やはり「適度な厚みの肉にタレがしっかり絡むのが醍醐味」という声が勝り、再び肩ロースへと原点回帰します。
5. 2023年10月:一時的な「豚カルビ」や「牛」の派生展開
「豚カルビ生姜焼定食」や「牛生姜焼定食」といった変化球の期間限定メニューが登場し、生姜ダレ自体の模索が続きました。
そして2026年7月7日、これまでのバラ、肩ロース、厚切りといった歴史を経て、新ラインナップの「豚ロース」を引っさげてレギュラー復活となったわけです。
結論:焼肉定食を選ぶなら、当面は「牛定」がベスト
今回の新・生姜焼き定食は、これはこれでおいしいのですが、私が心のどこかで待ち望んでいた「あの頃の豚バラ生姜焼き」の代わりにはなり得ませんでした。
現在の松屋のラインナップから私が「焼肉定食」を選ぶとすれば、やはり当面は「牛焼肉定食」になりそうです。
あの肉に、卓上のシンプルな醤油をさっとかけ、紅生姜をたっぷりのせて食べるのが最高にうまい。シンプルに塩っぱく、キレのあるあの味なら、ご飯は並盛では到底足りずに大盛になってしまいます。(最近はこれ以上食べると胃にきますが……笑)
初代の「豚バラ生姜焼き」がいつか復刻してくれることを願いつつ、それまでは牛定にお世話になろうと思います。




