【検証】自家製ホップビターズ第2弾!「鍋で10分煮出し」でビールらしいガツンとした苦味は出るか?
前回の記事:
はじめに:前回の振り返りと今回の作戦
前回はペレットホップ1gとお湯200mlを使い、「熱湯を入れて3分置く」という紅茶感覚の手軽な抽出を試しました。
その結果、爽やかなハーブティー(ポッカレモンを入れると激ウマ!)にはなったものの、自分が目指す「ホッピーやラガービールのような、どっしり重厚な苦味」にはあと一歩届きませんでした。
そこで今回は、ホップの苦味成分(アルファ酸)をしっかり抽出すべく、「ホップの量を増やし、鍋で10分間煮込む」という抽出法にチャレンジしてみます!
今回のレシピと抽出手順
今回は純粋に「煮出すことによる味の変化」を知りたかったため、ホップは全量を最初から10分間煮込んでみることにしました。
AIによると、全部を煮るのではなく、一部を残しておいて、最後に火を止めた後に「追いホップ」をしたほうが華やかも加わるそうです。
【今回のレシピ】
- 水: 500ml
- ペレットホップ: 5g(前回から濃度比で2倍!)
【手順】
- 鍋に水500mlとペレットホップ5gを入れる。
- 火にかけ、沸騰したらふきこぼれない程度の弱火で10分間コトコト煮出す。
- 火を止め、ペーパーフィルターをセットしたコーヒードリッパーで静かにろ過して冷ます。
抽出液の変化:色も見た目も段違い!
出来上がった抽出液を見てみると、明らかに前回との違いがわかりました。
前回の「薄い黄緑色、若草色」に対して、今回は「緑褐色」にまで色がしっかりと濃くなっています。(茶色とまではいきませんが、かなり濃いお茶のような色合いです)
見た目からして「効きそう」な雰囲気が漂っています。
いざ試飲!「苦味」は出た……けれど?
冷ました抽出液を、焼酎ハイボールに垂らして試飲してみました。
気になるその結果は……
「おおっ、苦味はしっかり出ている!」
10分煮出した甲斐あって、前回感じたシャープな若草の青々しさだけでなく、舌奥にズッシリと残る「丸く重さのある苦味」がしっかりと引き出されていました!
ただ、ビールで感じるような穀物が焦げたような苦みではありません。あくまでも、青々とした強い草のイメージがメインです。
いくつかの課題が見えてきました。
課題1:香りの華やかさが足りない
最初から全量を10分間煮込み続けてしまったため、ホップ特有の華やかな香り成分が熱で飛んでしまった印象です。 苦味のパンチは出ましたが、鼻に抜ける香りの良さを残すには、やっぱり火を止める直前や止めた後に少量を投入する「追いホップ」をしたほうが良さそうです。
課題2:何かが足りない……?
そして一番の気づきがこれです。 ある程度の苦味とコクは出たものの、焼酎ハイボールに合わせて飲むと、どこか「浮いた苦味」に感じられてしまう……。
「やっぱり麦芽(モルト)がない分、コクやベースの旨味が足りないのでは……?」
ビールやホッピーの旨さは、ホップの苦味だけでなく「麦芽の持つ香ばしさやコク」とのバランスで成り立っています。無味無臭の焼酎+炭酸水にホップの苦味だけを乗せても、土台となる「味の骨組み」が空洞になってしまうのかもしれません。
次なる実験案:「麦茶」で煮出してみたらどうなる?
「甘くない、完全ドライな自家製ホッピー風」というコンセプトは崩したくありません。砂糖や甘味料でコクを出すのはNGです。
では、甘みを足さずに「麦芽っぽい香ばしさとコク」を足すにはどうすればいいか?
ここで思いついたのが……「麦茶」です!
ビールの原料である「大麦麦芽」に対して、麦茶の原料は「大麦」。兄弟のような存在ですし、完全無糖でカロリーゼロ。
次回は、水ではなく「濃いめに作った麦茶+ホップ」で煮出すことで、足りなかった「麦のコクと苦味の融合」を目指してみたいと思います!
(次回へ続く)


