40年前のセブン「イカフライおかか弁当」を全力で思い出してみる
40年ほど前の大学生時代。お金はないけれど、とにかくお腹が減っていたあの頃、私の胃袋を支え続けてくれたコンビニ弁当がありました。
それが、セブンイレブンの「イカフライおかか弁当」です。
今でもセブンイレブンで「イカフライ弁当」を見かけることはありますが、昔のものは、今の倍以上ボリュームがあった気がします。
今回は、そんな昭和の終わりから平成の始まりにかけて僕らが貪り食った、伝説のガッツリ系コンビニ弁当の記憶を呼び起こしてみたいと思います。
茶色は正義!当時の圧倒的な構成を振り返る
記憶の糸をたぐり寄せてみると、その中身は現代の「ヘルシー」や「彩り」なんて言葉を嘲笑うかのような、見事な茶色一色の超重量打線でした。
- メインのイカフライ どっしりとしたイカフライには、最初からこれでもかと濃厚なソースが染み込んでいました。衣がソースを吸ってちょっとしんなりしているのが、またご飯を進ませるんです。
- 謎の(?)かき揚げ フライの横には、なぜか天つゆに浸かったような味付けのかき揚げも鎮座していました。「揚げ物×揚げ物」という、若さしか受け止めきれないストロングスタイル。
- ご飯の上の波状攻撃 これだけおかずが濃いのに、白飯の上にはさらに甘辛く味付けされた「おかか」がびっしり。さらに、彩り(と一応の甘み)を添える卵そぼろも載っていたような記憶があります。
どこから食べても濃い味、どこから食べてもご飯が進む。まさに炭水化物を消費するためだけに作られたような構成でした。
当時の価格は「380円」の衝撃
ネットのニュース記事(TBS NEWS DIG)で少し調べてみると、1989年(平成元年)当時の価格は380円だったという情報を見つけました。
(参考:TBS NEWS DIG「物価の優等生」だったコンビニ弁当…35年前のセブン-イレブン『イカフライおかか弁当』は380円だった【Nスタ解説】)
消費税が導入されたばかりのあの頃、500円玉を握りしめてセブンに行けば、お釣りがちゃんときてあのお腹いっぱいになれる弁当が買えたのです。今思えば、信じられないほどのコスパですね。
あの当時、セブンイレブンは外食するよりも中食で満足できるという、コスパのいいお店というのが世間の認識だったのです。
夜22時、バイト終わりの救世主
大学生時代、バイトが終わって夜の22時頃にセブンイレブンにたどり着くのがいつものルーティンでした。
その時間帯になると、当然人気のお弁当はほとんど売り切れているのですが、なぜかこの「イカフライおかか弁当」だけは、ポツンと棚に残って私を待っていてくれていたのです。
人気がなかったわけじゃありません。きっと、私のような学生、ハラペコガチ勢のために、お店がこれでもかと大量に入荷してくれていたんだと思います。
しかも恐ろしいことに、二十歳そこそこの私は、あのボリューム満点の弁当のお供に、さらにおにぎりやカップ麺をプラスして平らげていました。 当時の自分の代謝の良さと胃袋のブラックホールっぷりには、今更ながら驚かされます。
最後に
今のセブンの洗練されたお弁当も美味しいですが、たまに無性にあの「茶色くて重たいお弁当」が恋しくなります。
あの頃、私たちの青春の空腹を満たしてくれた「イカフライおかか弁当」。 何となく、その記憶を形に残しておきたくて、今回、このブログを書き留めてみました。
皆さんの記憶の片隅にも、このお弁当は残っていませんか?